menu

復縁屋の成功率を考える

私も、依頼人だったときは成功の可能性について気にしていましたね。 そして復縁屋になってからは、最も多く寄せられる質問のひとつでもありました。

確かに依頼人にとって成功率は気になるものです。私も必死になって高い成功率を出している復縁屋を探しましたし、数字を言われると何故か安心したんですね。

成功話は安定剤に

自分の案件とは全く違うはずなのに、他人の成功を聞くだけで落ち着くんです。多くの成果をあげている復縁屋に依頼すれば、自分の希望もおのずと叶うんじゃないかって思っていたんですね。

でも、実際に復縁屋になってみて真っ先に感じた事は、それが錯覚だったってこと。いくらプロとはいえ、機械を修理するように、必ずしも完成されて仕上がるとは限らないのが復縁工作なんです。

復縁屋の成功を考える前に持つべき心構え

では、復縁屋は全て見せかけかというと、そういうことではなくて、もちろん成功するケースだって実在しますよ。成功の可能性も気になりますが、大事なのは失敗を受け入れる心構えができるかどうかということ。

そして、それを業者がしっかりと理解させてくれるかどうかということだと私は思うんですね。

成功も失敗も

全ての工作が成功するのであれば、失敗の事なんて考えなくていいわけです。しかし実際はそういうわけにはいかない。依頼人だって成功率を気にするくらいですから、失敗という結末も頭にあるはずなんです。

ところが失敗の事なんて考えない、むしろ考えたくないのでしょう。だからこそ、可能性の高い復縁屋を選びたいという心理がなおさら働いてしまうのです。

依頼人があまりにも数字に執着しすぎるから、復縁屋も上手くそこにつけ込んでいるわけです。成功率が70%です、80%ですと言われれば、何の根拠もない数字であっても信じたくなる。
案の定、失敗すればケアしきれずに、依頼人は泣き寝入りするしかないのです。

成功率にこだわる心の隙

復縁を望んでいる依頼人にとって冷静な判断は難しいものです。大好きな交際相手から突然別れを告げられ、気が気でない人も多くいるのです。

中にはパニックになってしまい、日常生活に支障が出てしまうほど深刻な悩みに発展している人もいます。ゆえに、成功率や高い数字にこだわってしまうのも分かります。

業者はその心理を上手く利用して「あなたのケースなら9割がたうまくいく、私は経験の長いプロだからわかる」などと安心させる言葉を巧みに使い、依頼人の心を掴むのです。

復縁屋の成功の可能性を知るには、これを尋ねよ

ここで、言っておきます。
可能性を気にするならば成功率などという数字ではなくて、依頼人を基準に成功の可能性を説明してくれるかどうかではないでしょうか。

業者がこなしてきた過去の数字や実績を取り上げて、成功する確率をアピールする復縁屋はまず信用できないでしょうね。

具体的な方法を提案してもらう

そうではなくて、どれだけ依頼人の現状をパーソナルに分析してくれるか。そして、その状況を踏まえてどれだけ具体的な工作方法を提案してくれるかを私だったら重視しますね。

依頼人自身が、そこに信頼と可能性を感じるようなら依頼すればいいし、やっぱり難しいと感じるなら依頼はしない。 もしくは他の復縁屋を当たってみることです。

結局のところ、これが一番だと私は思うんですね。

繰り返しますが、可能性を業者の実績などの数字で判断しようとするのは失敗の基です。工作をするのは、あくまで自身の案件です。それを他人の事例と比べること事態が間違いだということを頭に入れておきたいですね。

業者の言う成功率を信じるな

ここで主張したいのは、依頼後「必ず成功する」ことを前提にするのはやめた方が良い、ということである。

ボクは依頼人としての立場も、探偵としての立場も、両方経験しているためこの点は自信を持って言える。
依頼人の立場からしたら、「プロに頼んだのだから、高いお金を出しているのだから、必ず成功する」と考えてしまう気持ちもわかる。むしろ「成功してくれなければ困る」という気持ちであるのもわかる。

その上、悪徳な業者に依頼をしてしまった場合は、相談時や面談時には依頼人にとって耳触りの良い言葉しか並べず、過去の実績を、高確率(70とか90%)で成功している、と言ってのけることもあるようだ。
そのような言葉であおられれば、失敗したときのことなど考えなくなるであろう。

そのようなことを言ってのける業者の多くは契約時に着手金を一括で支払わせることを目的としており、返金できないシステムになっているため、相談者に耳触りの良いことばかりを伝えるのである。つまり着手金目当てなのである。

復縁屋の成功率はあてになるのか?

そもそも、探偵であったボクは常々疑問に思うのだが、過去の実績をパーセンテージに置き換えることに何の意味があるのであろうか?はっきり言って無意味である。

調査や工作は人間をターゲットとして行うものである。似たような案件は過去に存在しても、対象者が同じ人物であるわけではないのだ。

1つとして同じ案件はない

当たり前のことだが、この世には一人として同じ人間は存在しない。クローンを作ったとしても遺伝子情報が同一なだけで、全く同じ思考回路を有する人間を作ることはできないそうだ。

対象者が違えば、とる行動は千差万別である。似た思考回路、行動パターンを有する対象者は存在するであろうが、あくまで似た人である。

そもそも確率を算出するためには、同じ条件、同じシチュエーション、同じ対象者、同じ関係者でなければ導き出すことはできないはずである。

良くも恥ずかしげもなく70とか80%などと言える業者が存在するものだと元探偵としては呆れるばかりだ。
このように、人間をターゲットとする限り、何一つとして確実なものは存在しないのである。

探偵や復縁屋の力とは

探偵として経験を積むことはできる。しかしその経験は、対象者は必ずこう動く、という予測ができるようになるということではなく、どのような場面でも動じずに最善の策を即座に選択できるということなのだ。

経験を積めば積むほど多くの人間を見ることになる。同じ人間など存在しない、過去の案件と同列に並べることは危険だ、と考えるようになるのが探偵という職業である。

だから、私からすれば「パーセンテージなど何をかいわんや」なのである。

依頼をしたのだから、成功を願うことは当たり前のことである。それが依頼人の人情であろう。しかし、プロの探偵も先を完璧に読むことはできない。どのような事態が待ち受けているかわからないのである。

常識的に考えてこのようなことは起こらないであろうということに限って、調査中に起こることが多々ある。

シビアな方が信用できる

信頼できる探偵程、シビアなものである。依頼人にとって耳触りの良い言葉ばかりを並べないであろう。何故なら、客観的に物事を見ることに徹し、様々な要素を考慮するからである。

最悪のケースを依頼人に契約時の段階で伝えることができる探偵こそ、信頼するにふさわしい探偵であると思う。

信頼できる探偵社に相談や面談に言った場合は【最悪のケース】も伝えてくれるはずである。依頼人の立場としてはつらいかもしれないが、目を背けずにそのような結果が待ち受けているかもしれないという覚悟はしておくべきである。

TOPに戻る